和合 亮一
(詩人・未来の祀り発起人)
詩人。中原中也賞、晩翠賞、みんゆう県民大賞、NHK東北文化賞などを受賞。東日本大震災の直後からツイッター上で連作詩『詩の礫』を発表し、オランダのコンセルヘボウホールなどにて朗読をするなど国内外から注目を集める。詩集やエッセイ集、絵本などを多数刊行。作詞や講演・朗読活動など。未来博閉会式歌、福島市記念賛歌、伊達市歌作詞などを初め、福島明成高校など20数校の校歌を作詞。新しい国語や音楽の教科書・準教科書などに、詩作品などが掲載(東京書籍・教育出版・明治書院)。詩集はフランス、ドイツ、ブラジルなど多言語での翻訳が行われた。NHK復興サポーター。福島県教育復興大使。シンガポール・ライターズ・フェスティバル日本代表。
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懸田 弘訓
(民俗芸能学会ふくしま調査団長)
昭和12年伊達市霊山町生まれ。福島大学卒。県立高校、県教育庁文化課勤務後、県立博物館学芸課長、県立川口高校校長などを歴任。
現在、県文化財保護審議会委員、会津大学非常勤講師、民俗芸能学会評議員。
特に、東日本大震災後は、民俗芸能学会福島調査団長として被災地に赴き、民俗芸能保存団体の被災状況や要望を取りまとめ、国・県の補助金や民間支援団体からの助成が受けられるよう、献身的な支援に取組んでいる。
白鳥神社太々神楽保存会
(二本松市)
白鳥神社の太々神楽は、明治41年白鳥神社の神職折舘馬蔵が白鳥神社に神楽殿を建立し、木幡地区内の高槻・水舟・問屋の氏子から楽人を募り、津島神社の楽人を招いて習い受けたことに始まる。演目は現在37座を伝える。その中で「蚕養舞」は他の太々神楽では見られない演目である。大国主命風をした繭買いが秤を用意し算盤をはじき、繭値を交渉して買い受けるさまを調子に合わせて軽妙に舞う。これは当地方が養蚕地帯であったことが伝承の背景として考えられる。昭和56年旧東和町無形民俗文化財に指定(現在、市指定)
宗像利浩
(会津・宗像窯八代当主)
日本工芸会正会員、福島大学客員教授、会津大学短期大学部非常勤講師。1957年会津美里町(旧会津本郷町)に生まれる。京都嵯峨美術短期大学陶芸科(現京都嵯峨芸術大学)を卒業後、出雲の出西窯で3年間修業。2005年、宗像窯八代目を継ぐ。2011年、震災で江戸中期に築かれ代々受け継がれてきた登り窯が崩れ落ちるも多くの応援により2013年5月に復活。2016年、伝統文化ポーラ賞・地域賞受賞。
福島市民家園手織りの会
高度な技術で日本の近代化を牽引した福島の養蚕と織物文化を学びながら伝承していこうと2013年に正式に発足。福島市民家園のイベントの際には、繭からの糸取り実演・体験、さまざまな織りの実演、体験なども行っている。同園に保存・展示されている「弓棚仕掛け」の機織り機の復元にも貢献した。
渡辺真紀湖
(わ田や合同会社代表)
福島市出身。東京のアパレルに勤務後カジュアル系アパレルを経営。退社後、食養生・マクロビオティック等の理論と技術を学ぶ。その後福島に戻り、「わ田や合同会社」を設立。3.11後には、福島県内各地域の有機栽培農家と共に「コットンプロジェクト福島」を立ち上げる。消費者と生産者をつなぐ活動として、オーガニックなライフスタイルの提案や、棉栽培の畑仕事を体験できるコットンツアー、綿糸紡ぎ、染色、綿花から製品になるまでの「ものづくり」体験等、様々なワークショップを主催している。
Opening Act
しゅー
(dance)
橘演劇部及び福大演研の卒業生。アパレルメーカー勤務。舞台とシュークリームをこよなく愛す。演劇ユニットあかりラボ主宰。
和合大地
(reading)
1998年生 劇団シャレにならない元座長。 現代詩手帖などに詩作品が掲載。詩誌「ウルトラ」「Pied Piper」同人。 眠る天国に座す紫の思想。
加藤大稀
(guitar)
1999年生「Bremens」「The Fine Split 」等のバンドで活動する天然パーマ高校生ギタリスト。演劇ユニオン大紅蓮副総長。